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第三渡辺ふれあい文録

おでかけ日記

   
カテゴリー「栃木県」の記事一覧

渡良瀬橋 (足利市田中町)

森高千里の曲タイトルで知られ著名となった、足利市内を流れる(正確には足利町と山辺村とを分かつ)渡良瀬川に架かる「渡良瀬橋」ですが、曲からイメージされるような印象とまた趣が違ったトラス構造の機能美のような橋梁が架けられています。


昭和9年竣功の6連ワーレントラス橋。


歩道部は昭和39年に追加されたもの。この歩道橋の西側(上流部)には遮るものが無いことから、森高千里本人が見たイメージから詞がつくられたとか。




橋台には石組構造が用いられていますが、これは最初の明治35年に架橋された初代渡良瀬橋のものとのことです。

  
近寄ってみると、アーチ部に隧道でいう中央の要石や迫石で構成されています。


一つ下流側にもブレースドリブ・タイドアーチ橋の「中橋」(昭和11年竣功)がありますが、レポはまた後日。

2014年4月5日撮影


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旧須花隧道 (佐野市下彦間/足利市名草中町)

(旧々須花隧道の続き)

現道の栃木県道208号飛駒足利線須花トンネルは昭和56年に開通しましたが、明治の隧道とちょうど対称の位置、北寄りになる場所に大正の須花隧道があります。


典型的な旧道の別れ道が繋がります。この道自体は徒歩道としての須花坂とほぼ同じ場所を辿るようです。


その先、石造りの坑門を持つ旧須花隧道(大正6年竣功)と、須花坂の切通しが見えました。


重厚な門構えの隧道。金網による封鎖が痛々しいものです。


土木学会推奨遺産のプレートが印刷物でしたが、落書き等が酷かったとのことです。


名草(足利市)側の入口。こちらも現道のすぐ傍らに位置します。


日向ということもあって綺麗な状態を保っているように見えます。


こちら側も土木学会推奨遺産関連の印刷物による解説がありました。


明治・大正・昭和(現道)の位置関係を示す地図がありました。明治隧道は徒歩道でしたので、名草側の道跡はほとんど残っていません。一方の大正隧道の開削によって車道化された道筋は、現在もその軌跡をたどっているようです。

 
石造りの部分が入口から少し入った場所で煉瓦積になっています。

決して国道でもない須花坂に大正期にこれほどの煉瓦構造での隧道を建設したこと自体、地域にとっての道の重要性を物語っているのかもしれません。栃木県では唯一の現存する道路煉瓦隧道として今に至っています。

旧道となってから内部の落書き悪戯等が酷く、結果として封鎖されたのでしょう。貴重な土木遺産であり地域の歴史を反映する隧道に対しての扱われ方に少し残念さを感じます。


2013年11月23日訪問

旧々須花隧道 (佐野市下彦間)

安蘇郡飛駒より足利の町へと通り抜ける「須花坂」と呼ばれる峠がありますが、ここに明治・大正・昭和と三代の隧道が開削されており、そのうち初代の明治隧道及び大正隧道は、2009年に土木学会推奨遺産として登録されています。


現道から脇へ逸れる坂道がありますが、ここに「明治のトンネル」と大きな立て看板がありました。土木学会推奨土木遺産として地元で立てかけたもののようです。


明治トンネルの案内板。これは土木遺産登録される以前からあったもので、旧々道にあたる「須花坂」は遊歩道として整備されています。


遊歩道を示す案内。左から明治、中央に現道の昭和、右に大正と三代の隧道の解説がありました。


坂を上った先にある明治22年竣功の初代須花隧道。
以前に訪れたことがあったのですが、その頃と違い綺麗に周辺が整備清掃されていました。


旧田沼町の史跡として平成六年に登録されています。

   
土木学会推奨土木遺産登録を受けて、プレートと共に立派な案内が設置されたようです。


佐野市による解説案内。


完成して100年以上経ちますが、形状はそのままを保ち、風を通していました。
道の管理という概念が無い時代、人力の手によって開鑿された隧道は多いものですが、その当時の姿を残すものは数少なくなっています。

場所はこちら

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大正の隧道へつづく

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