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第三渡辺ふれあい文録

おでかけ日記

   
カテゴリー「山形県」の記事一覧

鼠の異体字・方言字 (鶴岡市鼠ヶ関) #ノ鼡

奥羽三関である鼠ヶ関は、越後側の境界にある古代鼠ヶ関と北側の近代念珠ヶ関(どちらもねずがせきと読む)とに時代で分かれるのですが、とりわけ江戸街道の整備以降である近代念珠ヶ関が知られており、鼠ヶ関は明治22年の町村制で念珠ヶ関村の役場所在地として存在していました。


越後・出羽の境界にある古代鼠ヶ関址碑。


問題は「鼠」の字です。異体字の「鼡」にノの字が一画目に加えてある点です。
フォントとしては存在しない字なので、いわゆる方言字になるのでしょうか。


近代念珠ヶ関跡傍にある7号鼡ヶ関交差点。異体字の鼡です。


鼠ヶ関駅の看板も鼡です。(正式なJR鼠ヶ関駅は鼠です)


鼠という字は書きにくい字なので、略字としての異体字、鼡を用いることがあるのですが、鼠という字の一画目、臼部がノであるため、このノを足した鼡が書き文字として今も用いられているのをみかけます。


このノを書き加えた鼡、古くから使われた字ではないと思われます。
伊能図など古典地図や五體字類には出てこない字です。
鼠ヶ関の南側(場所としては越後)に鼠嚙岩(ねずみかじりいわ)という難所があるのですが、ここに羽越線の隧道が開削されたときにノを書き加えた鼡嚙隧道と名称がつけられており、同様に鉄道関連で鼠をこの字でサボ等を書かれていた時代があるようです。(現在のものは鼠に統一)
果たしてこの方言字の発祥はどこからなのでしょうか。

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姥湯の索道 (米沢市大沢姥湯)

阿武隈川水系となる米沢八湯の最奥部、板谷より登ること標高1300mに位置する秘湯の一軒宿姥湯温泉「枡形屋」には、宿までの沢を渡る箇所に索道があり、主に宿泊客の手荷物や宿の食材等を運ぶために古くから利用されているようです。

 
最奥地の一軒宿姥湯温泉。背後には大日岳の旧噴火口に湧出する含硫黄酸性泉の源泉と露天風呂というロケーション。


この日の宿泊客の荷物を積んだ「籠」が、対岸より索道を伝ってくる場面を見ることが出来ました。


索道を伝った籠が宿の入口に届き、荷物を運ぶようです。


沢の対岸までは高低差がいくらかあります。



メインケーブルからぶら下がる簡単な構造の籠。前後に固定されたワイヤーを引っ張ることによって動かしているようです。


メインケーブルが張られた対岸。ここから籠に載せて宿に運ぶ仕組みでした。


滑車を介してワイヤーを巻き取る装置で籠を動かすようですが、

 
エンジンでも電動でもなさそうなのですが、動力は手動なのでしょうか。

2015年4月28日訪問

米坂線の風景 (川西町小松)

米坂線を乗り通したことが無かったため、昨年末に乗車することにしてみました。


雪の米沢駅。米坂線のホームは奥羽線(山形線)から少し離れた箇所。標準軌化された奥羽線から隔離された狭軌のレールが米沢駅まで伸びている恰好です。


米沢を発車した汽車は、米沢の町を大回りし、小松の町を過ぎてからは一面の雪原の中をレールは進みます。


カシミール3D+200,000地勢図より。
米坂線の鉄路は米沢の町を東から南へと回り込んで、置賜盆地の西縁をなぞるように敷かれています。米坂線とほぼ平行する113号は、米沢へは向かわず今泉からは赤湯まで山形鉄道フラワー長井線に並行する形で一直線に結んでいます。(元々は府縣道新潟山形線、後の二級国道新潟山形線であったためなのでしょうか)
置賜盆地の縁を進んだ鉄路は分水界である宇津峠へと差し掛かり、その先は荒川の谷を縫うように坂町へと通りますが、米坂線の前半はむしろ平坦な田園風景を通るものでした。

2014年12月29日乗車



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