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第三渡辺ふれあい文録

おでかけ日記

   

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西磐井郡嚴美村道路元標の石材 (一関市厳美町)

栗駒山を水源とする北上川水系磐井川の渓谷「厳美渓」 で道路元標を見かけました。
「道路」という部分のみが露出していますが、形状からもこれは道路元標のようです。

 
「嚴美村」という文字も読み取れます。明治22年の町村制以降、昭和30年の一関市への併合まで存在した自治体です。
ところで、この道路元標の石材は他に多く見られる花崗岩ではないことに特徴があります。


google earthより
厳美渓の渓谷は栗駒火山の安山岩質凝灰岩で構成されているのですが、おそらく当地の石材を現地調達したものでしょう。

2015年9月21日観察

場所はこちら
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奥羽本線和田駅のパークアンドライド駐車場 (秋田市河辺和田)

奥羽本線285.4kmポスト、秋田駅より二つ手前、旧河辺町時代の2003年に改築・橋上化された「ふれあい交流館かわべ」と一体になった和田駅があります。


明治36年に秋田駅から奥羽線が延伸開業したのに伴い旧河辺郡和田村、後の河辺町に設置された和田駅。


駅前が広く整備されているのですが、そのスペースは和田駅とふれあい交流館かわべ利用者のためとあります。管理者は旧河辺町から引き継いだ秋田市。

  
旧河辺町の中心部ともあって、タクシーの駐在がありました。その奥に広がる駐車場のスペース。数十台の規模でしょうか。


2003年の橋上化で設置された南口側は、ふれあい交流館かわべのオープンに合わせて広い駅前スペースと駐車場が整備されたようです。


駅前は一面の水田が広がります。奥羽本線が和田村の南端を通ったこと、駅が北側の入口のみだったことに拠るものでしょう。

 
地理院空中写真より(1975年)
この当時は北口も広場ではなく建物があったのでしょうか。
南口側は耕地整理前の水田のようです。


秋田市内ということもあって、比較的利用者は多い駅なのですが、無料であっても駅駐車場に自動車を停めて秋田市中心部へ、という需要はどの程度なのでしょうか。若しくはこまち利用者が大曲(or秋田)まで出て、という利用も多いのかもしれません。
これとは別に、JR秋田支社では秋田新幹線利用者のための「こまち駐車場」を各主要駅に整備しています。(秋田駅は予約制有料、その他の駅は予約の上無料)

同様の自治体によるパークアンドライド用駅前無料駐車場は、近隣では岩城みなと駅にも整備されているようです。

2015年9月8日駐車

平沼義之氏による立正大学環境科学研究所特別講演会についての覚書 (熊谷市万吉・野原)


縁あって私の母校である立正大学地球環境科学部(地理・99年卒)環境科学研究所特別講演会が、我々のトップランナーである平沼義之氏を招いて開催されることとなり、約15年振りに学校で「講義」を受ける機会がありました。

今回の特別講演会については、元々10数年来の「山行が」読者であった地球環境科学部Y講師からのオファーから、今回の講演会開催に繋がったとのことです。

「ヨッキれん流 山さ行がねがのウラ側見せます 交通調査ツールの活用方法」
というタイトルでの講演でしたが、内容としては、googlemapや地理院地図等web地図の特徴や旧版地形図の見方など、地図に関する解説がメインで、従来のイベントとは異なり「学生に向けた講義」という色が強く、正直なところ平沼氏もプレゼンの進め方に戸惑っていた感もありました。実際にY講師の講義の一環として「地域調査法」受講者にレポートの提出を求める「授業」でもありました。


さて実際の講演の内容で印象に残った箇所についてですが、web地図によっては「大字の境界線が表示されているものがある」ということを、立正大学の敷地を例に解説があった点です。


カシミール3D+数値地図50000(平成13年版)
平成19年に江南町は熊谷市に合併となりましたが、学校の敷地に「熊谷市万吉」と「旧江南町野原」との行政区の境界がありました。
熊谷市に合併後は行政界が無くなりましたが、「万吉」と「野原」との大字の境界が表示されるweb地図もある、というものです。

大学内の敷地がかつて熊谷市と江南町に分かれていた、ということは、我々の世代では立正大学熊谷キャンパスが含まれる1/25,000地形図「三ヶ尻」を使用した基礎地図学の授業があることから当然のように知っていたのですが、今回の公演で出席していた学生の反応が今一つであったことが意外なものでした。

ここで平沼氏らしい着目点があったのですが、かつての男衾郡と大里郡との郡界でもあった(明治29年に大里郡に併合)ことを解説していた点は流石でもありました。これは私も失念しておりました。

普段の「山行が」ファンや平沼氏のファン向けではない今回の講演会、氏にとっても初めての機会であり、非常にやり難かったものと思われます。講義として受けた学生もおそらく殆どが山行がや平沼氏を存じてはいないものと思います。

地理を学ぶ学生にとってどの点が参考になったか、面白く講演を聞くことができたのかは未知ですが、平沼氏の活動から何かしらの地理学との結び付きを得られればと思います。

今回の機会を設けていただきましたY講師と、情報提供いただきましたCさんには地理OBとして感謝申し上げます。

2015年7月16日受講





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